投稿日: 2017/06/04(Sun) 20:00
投稿者: あっちゃん
ある国のきまぐれな王様が、囚人を4人集めて言いました。
「これからあるゲームをやって、それに勝った者は釈放してやる。ただし間違った答えを言った者はただちに死刑にする。」
そのゲームとは、こういうものです。
1)上のような台に囚人を3人、段違いに立たせます。
2)壁を隔てたところには、もう1人の囚人を向き合うように立たせます。
3)全員に目隠しをして、帽子をかぶせていきます。
4)全員が帽子をかぶったところで、目隠しをとります。
そして、王様が言いわたします。
「今お前たちの頭に、それぞれ1つずつ帽子をかぶせた。4つのうちに、赤色が2つ、白色が2つある。
自分のかぶっている帽子の色を言い当てた者は、釈放だ。もし間違った答えを言おうもの
なら、ただちに死刑に処す!」
囚人は、絵に描いてある方向しか見ることができません。つまり、自分の後方にいる人が何色の帽子をかぶっているか見ることはできません。
自分の前にいる人が何色の帽子をかぶっているかは、見ることができます。(一番上の段にいる囚人Aは、前のB、C2人の帽子の色が見えています。)
壁はもちろん透明などではなく、レンガを積み重ねた堅牢なものであります。
さて。結局このゲームは、開始して10分後に4人の囚人のうち1名だけが自分の帽子の色を言い当てて釈放されたらしいのですが、それはA〜Dのうち誰でしょう?
投稿日: 2017/06/07(Wed) 00:39
投稿者: イズミ
解説
まずDは壁しか見えないので違う。
CもDと同じで違う。
AはBとCが違う色の帽子をかぶっているので違う。
BとCが同じ色の帽子ならすぐにこたえている。
BはCの帽子の色だけわかる、しかしAがすぐに
こたえないので自分とCは違う色となる。
Bはこれに気づき、Cがかぶっている色と違う色を
こたえ、釈放された。