投稿日: 2018/07/25(Wed) 21:24
投稿者: レイチェル◆mZm3gbYcZhQ
ある男が扉を押し開けて部屋へと入った。
部屋に足を踏み入れると、自動で明かりが点される。
二十畳ほどの室内は一面コンクリートで覆われており、天上で光る電球が唯一の光源だった。
部屋中央の卓にあった紙切れを手に取る。
そこにはこう記されていた。
"扉がロックされました
三十秒経過すると、天井が降下します
降下速度は1分で10cm
扉のロックを解除するには0〜9までの4桁の暗証番号が必要です
暗証番号の入力ミスは6回まで許されます
7回目の入力でロックを解除できなかった場合は
永遠にロックが解除できなくなります
暗証番号は3分毎に1つ
ランダムで正解キーが自動入力された状態になります
また、暗証番号の数字は他の桁と重複はしません
さあ、ここから脱出してください"
扉の高さは自分の身長と比較すると2mで、天井の高さは3m。
床に着くまでの猶予は30分。
扉の取手は床から100cm程度の高さにあるため、それを考慮すると猶予は19分程だ。
3分毎に解除キーが1つ開示され、暗証番号は4桁。
男は不敵な笑みを浮かべた。
そして暫くの後、ペチャンコになった男が発見された(笑)
男が部屋から脱出できなかったのは何故?
どうすれば脱出できたか。