投稿日： 2020/09/19(Sat) 14:00
投稿者： 黒蜜
「うちのオカンがな、尊敬する歴史上の人物の名前を忘れたらしいねん」
「自分が尊敬する人物の名前忘れてもうて、どうなっとんねん」
「でな、いろいろ聞くんやけどな、全然わからんねん」
「ほな、俺が一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ」
「オカンが言うにはな、宝塚歌劇団を創った人らしいねん」
「ほな○○やないか。宝塚歌劇団創った人言うたら○○なのよ。○○に決まりや、そんなもん」
「でもわからんねん」
「何がわからへんのよ。そんなもん○○や」
「俺も○○やと思うんやけどな」
「せやろ」
「オカンが言うにはな、その人は兵庫出身らしいねん」
「ほな○○と違うか〜。○○はな、宝塚歌劇団創った人やけど、兵庫出身ちゃうねん。ほな○○とちゃうやんか。他何か言うてなかったか？」
「その人はな、1月3日生まれらしいねん」
「ほな○○やんか。○○はな、1月3日生まれやからあの名前になったねん。その特徴は完全に○○や」
「けどな、オカンが言うにはな、その人の名前は漢字が難しすぎて書けへんらしいねん」
「ほな○○と違うか〜。○○の名前にはな、小学校低学年で習う漢字しか入ってへんのよ。ほな○○とちゃうやんか」
「でな、オトンが言うにはな」
「オトン？」
「織田信長ちゃうかって」
「絶対ちゃうやろ」